令和4年に日本旅館協会が発表した「営業状況等統計調査」によると、年間で宿泊者の予約経路別の比率は「旅行会社」経由が22.5%「ネット業者(OTA)」経由が45.3%「自社HP」が14.9%「直接その他」は、17.2%という結果となりました。
予約の経路として自社のHPからの直接予約の方が利益率が上がりホテル側にとってメリットが大きいですよね。ですが現状はたったの15%しか自社サイトから予約に繋がっていない現状があります。ではなぜ自社サイトからの直接予約が増えないのでしょうか。
自社サイトから予約が入らない理由を一緒に考えてみましょう。
自社サイトの表示速度は、コンバージョン(HPに訪れた人のうち、宿泊予約した人の割合)に大きく影響します。ある企業では自社サイトの読み込み時間を0.85秒短縮したら、コンバージョンが7%も増加するという結果も出ているほど、表示速度の改善は重要です。
読み込みに時間がかかって、希望のページになかなかたどり着けないと、顧客は御社のサイトを離脱して、他社のサイトやOTAのサイトに移動しまうでしょう。これでは、せっかく自社サイトを訪れてくれた顧客をほかのライバルに取られてしまう結果にもなりかねません。自社サイトの訪問者を予約までスムーズに導けるよう、ウェブサイトの高速化対策をしておきましょう。
最近は、ホテル予約をする人のおよそ2人に1人が、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末から行われています。そのため、ホテルの自社ウェブサイトは、モバイル対応であることが絶対条件なのですが、「スマートフォンで閲覧できる」だけでは不十分なのです。
モバイルユーザーにとって最適な閲覧環境に整えることが重要です。ウェブサイトの画面表示を端末によって自動的に見やすくする、つまりレスポンシブ対応にすることで、簡単に予約まで進めるようにしましょう。
宿泊料金の設定はいろいろありますが、特に子供の料金設定は2歳以下無料、6歳以下添い寝、6歳以下布団食事ありなど細かく分かれているという認識が一般的です。
しかしホテルの予約ページで大人と子供しか選べないとしたら顧客は「これであってるのかな」と不安に感じたり、「幼児でも料金がしっかり取られて割高に感じる」と不満につながります。
サイト内で細かい設定を追加するにはHPのシステムを改善する必要があり、時には大掛かりな変更が必要になる場合がありますが、自社サイトからの予約を獲得するには大切なことなので最適化しておきましょう。
自社サイトから直接予約が入らない理由を一緒に見ていきましたが、簡単に解決する方法としてOTAの利用があります。
OTAとは「Online Travel Agent」の略で、インターネット上で取引・仲介をおこなう旅行会社で実店舗を持たないことが特徴です。つまり「ホテル公式HP以外の外部予約サイト」です。
OTAは初期費用がかからず、毎月の固定費用も不要なので、気軽に導入することができます。反面、OTAの手数料は8%〜15%と決して安くありませんし、ホテル情報はテンプレートに則った形で掲載されるので、顧客からするとどこのホテルも同じように見えてしまい、結果、近隣のライバルホテルと価格競争に陥りがちです。
手軽に始めることはできますが、OTAに頼りっきりになると手数料や価格競争に陥ることでホテルの利益率を上げることはできません。また、自社の経営の根幹となる予約をOTAという他社に委ねてしまうと、そのOTA自体がなくなってしまったり、手数料の割合が変わったりするとホテル側としては対処する術がなくなってしまうことになります。
また最近問題になったのがOTA 側が宿泊施設に対して、自社との契約内容が最も良い条件にすることを取り決める最恵待遇条項を求めてくるなど、宿泊料金も自由に決定できなくなってしまう恐れがあります。
以上のことから、目先のOTAからの予約に頼ることなく自社で直接予約を増やす仕組みを作っていくことがとても大切になってきます。
しかしそんなデメリットを感じてはいても、自社サイトの直接予約を増やすアイデアが浮かばず、現状に甘んじているホテルも多いのではないでしょうか。 そこで、今すぐコストをかけずに自社サイトの直接予約を増やす方法をご紹介しますので、ぜひ最後まで読み進めてください。
直接予約を増やすには、特別な宿泊特典を提供することが有効です。宿泊特典はOTAや旅行会社経由の予約でも提供している場合は多いと思いますが、自社サイトに「特別」な宿泊特典を提供することで直接予約がぐっとアップします。
宿泊特典の例としてあげると、ホテルの一室をホスピタリティールームとして開放し、無料のコーヒー、紅茶、スナック、シャワーが利用できたり、◯連泊以上の予約で1泊無料、客室のアップグレードなど様々なアイデアが出てきます。
より「特別」な宿泊特典になるには他のライバルが提供していないことのほうが差別化ができ良いでしょう。なぜならば、ライバルホテルと同じような宿泊特典を付けても、結局は価格で比較され、顧客に選ばれることになるからです。
そこでおすすめなのが電子クーポンOMIYAGe-gift(お土産イーギフト)という駅や空港のお土産店で利用できる電子クーポンです。OMIYAGe-giftは全国のホテルや旅行会社、自治体の特典として利用されています。
なぜ、「お土産」なのかというと、総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済の土産菓子、ご当地菓子の国内市場の調査結果によると、2025年には市場規模が約4000億円に達すると見込まれていて、空港・駅ではコロナ前の2019年比二桁台の伸び率になると予想されています。
お土産というのは顧客のニーズがあるのにも関わらず、まだホテルの宿泊特典としては珍しく、顧客にとって目の引く特典なので直接予約を増やすことに繋がります。特にビジネス利用の方の場合、宿泊代は会社の経費が出ても、職場へのお土産代は毎回ポケットマネーで支払うケースが多くあります。そんなビジネス利用な方にとっては、自己負担なく職場へのお土産もついている宿泊プランは直接予約の宿泊特典としてとても魅力的と言えるでしょう。
自社サイトから直接予約をアップさせるために、直接予約に特別な宿泊特典、かつライバルがまだ提供していないような特典を提供するとよいと先ほど説明しました。電子クーポンOMIYAGe-giftは、前月比200%で拡大中のサービスですので、認知度がぐんぐん上がってきており、先行者利益を得るなら早めの導入がおすすめです。
実際に電子クーポンOMIYAGe-gift(おみやげイーギフト)を導入しているホテルにアンケートを取ったところ、導入のきっかけは「競合との差別化」が第一位でした。導入したことにより「OTAの手数料が削減できたうえに収益性も改善された」「地域連携を強化したサービスに力を入れている当社ににとって、地域のお土産の購入に利用できるOMIYAGe-giftは目指すビジョンにぴったりだ」という声をいただいております。近隣のライバルより早くOMIYAGe-giftを導入し差別化を図ることで自社サイトからの直接予約アップにつながります。
OMIYAGe-giftは宿泊施設や旅行会社に特化した電子クーポンです。全国の駅や空港にある約400店舗のお土産店などで利用でき、取り扱いのあるお土産は定番の品から新商品まで幅広く、利用した方に取ったアンケート結果では、90%以上の方が「また使いたい」と答えており、顧客満足度の高いサービスです。
OMIYAGe-giftは導入費用無料、月額費用無料、サービススタートまで最短2週間!エイキュウリンクスでは宿泊特典にOMIYAGe-giftを取り入れて、自社サイトから直接予約を増やしたいホテル様を募集しています。他社での成功事例なども一緒に解説いたしますので、詳しくは下記よりお問い合わせください。
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