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OTAのメリット・デメリットは?OTAの効果的な活用方法を解説

宿泊施設を予約する際、約半分の顧客がOTA を利用すると言われており、OTAが得意とする集客力をうまく活用できれば、ホテルの認知度アップにつながります。OTAを活用する際に押さえておくべきポイントを理解し、実施することで予約率を高め売り上げをのばすことができます。

 

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OTAとは?メタサーチとの違いは?

OTAとは「Online Travel Agent」の略で、インターネット上で取引・仲介をおこなう旅行会社で実店舗を持たないことが特徴です。つまり「ホテの公式HP以外の外部予約サイト」です。顧客は24時間、検索から予約までインターネットで完結することができます。豊富な商品の中から希望にあった条件で絞り、気軽に比較できるため、多くの人から支持を集めています。代表的なところでは、国内では楽天トラベルやじゃらんnet、一休ドットコムなどがあります。これらのOTAサイトでは、他のOTAサイトに掲載されている宿泊施設とは比較ができません。

 

メタサーチサイトとは、OTAを横断し、旅行プランを検討しているユーザーに対して最適なプランを提案するサービスです。OTAでは、各社独自のキャンペーンやプランの仕入れ状況によって、予約日や宿泊施設が同じでも申し込むサイトによって金額が異なります。そこで、メタサーチサイトを活用することで、顧客が指定した条件に対して、サイトを横断してプランを比較検討をすることができます。代表的なところでは、「trivago(トリバゴ)」「トリップアドバイザー」「トラベルコ」「スカイスキャナー」があります。

OTAは今後どうなる?

市場調査会社ユーロモニターインターナショナルのオンライン消費動向によると、日本における旅行関連のオンライン売上高は、2023年に過去最高の4兆7007億円に達したと紹介されています。

 

項目別内訳では、宿泊が1兆7118億5090万円を記録しています。同社では、旅行のオンライン購入は引き続き拡大傾向にあると予測していて、2025年には5兆5413億4760万円、2026年に5兆8828億2380万円、2027年に6兆1733億9340万円、2028年6兆4146億3470万円と数年に渡り増加していく予測が行われています。

 

このように、OTAの利用をはじめとするオンラインでの宿泊予約はスタンダートになっています。今後も売り上げの増加が予測されるOTAを効率的に利用することは、ホテルにおいて重要なポイントと言えます。

OTAのメリットとは?

OTAのメリットを顧客側とホテル側に分けて説明していきます。

ホテル側のメリット

・予約管理の効率化

OTAの大きな利点は、インターネットのみで完結できる販売方法のため、空室があれば、予約を受付できるところです。すでに予約された部屋がキャンセルになっても、基本的には自動で再販売され、機会損失なく予約を受け付けることができます。

 

・清算業務が軽減できる

OTAではクレジットカードによる事前決済システムが用意されており、これらを活用してもらうことで、精算業務を軽減することができます。

 

・初期費用が不要

OTAは掲載時の初期費用と月々の固定費が不要です。発生する料金は宿泊実績に基づいてかかる送客手数料のみです。OTA各社が提供するSALEやキャンペーン、特集に追加費用なしで参加できるチャンスもあります。

 

・販路拡大&認知度アップにつながる

OTAに登録したページは検索エンジンで上位表示されることもあるため、自社サイトやSNSだけでは獲得できないユーザーにアプローチできます。さらに、OTAは多言語に対応しているため、海外ユーザーの集客も可能になります。

 

・マーケティング施策の強化

大手OTAに登録すると専門の担当者が付き、プラットフォーム活用の支援だけでなく、OTA内の市場データや競合の動向調査、季節やトレンドに合わせた集客力のあるプランの企画といったマーケティング施策が強化できます。

顧客側のメリット

・利便性が高い

24時間、検索から予約までインターネットで完結できることです。1つのプラットフォーム上で複数のホテルを比較検討でき、また ホテル、航空券、レンタカー、ツアーなどを一つのプラットフォームで一元管理でき非常に便利です。

 

・ポイントが貯まる

OTAによってはポイント制度を導入しており、宿泊予約や旅行の際に貯めたポイントを次の旅行費用に充てることができたり、他のサービスで使用することができるため、顧客にとって総合的な経済性が高いといえます。

 

希望のホテルが探しやすい

各OTAが季節やトレンドに合わせて特集を行っており、その特集やシーンによって対応する施設を探せたり、口コミから実際に宿泊した顧客の感想を知ることができるので多くのホテルの中から希望に合ったホテルが探しやすいです。

OTAデメリットとは?

OTAのデメリットを顧客側とホテル側に分けて説明していきます。

ホテル側のデメリット

・送客手数料がかかる

OTAは初期費用や月々の固定費用がかからないものの、宿泊実績に応じて15%程度の手数料が発生します。予約が増えるほど、この手数料も増えるため、利益を圧迫していきます。自社サイトからの直接予約では送客手数料はもちろんかかりませんので、この送客費用の負担は大きいデメリットと言えます。

 

・キャンセルリスクが高まる

24時間365日予約受付可能な点がOTAの魅力ですが、操作が簡単な分、気軽にキャンセルされてしまう場合も多くあります。直前でのキャンセルやノーショウ(無断不泊)によって、損失が出てしまうこともあるでしょう。ホテル側はOTA側のシステムに依存しているため、直接対応できず、キャンセルや変更の取り扱いに時間がかかることもあり、お客様からのクレームの一因となってしまう可能性が出てきます。

 

・ブランドの独立性が保ちにくい

OTAの掲載方法は平準化されており、ルールに則って掲載する必要があります。OTAに載せるホテル情報に工夫を凝らせないので、ホテルの魅力が十分に出し切れず、OTAのサイトで宿泊施設が検索結果に埋もれやすくなり、施設の独自性や個性が伝わりにくくなります。その他にもOTA 側が宿泊施設に対して、自社との契約内容が最も良い条件にすることを取り決める最恵待遇条項を求めてくるなど、宿泊料金も自由に決定できなくなってしまう恐れがあります。

 

・低価格競争になりやすい

OTAでは掲載方法は平準化されているので、利用者にとってはどこも同じようなホテルに見えてしまい違いが伝わりにくく、もっともわかりやすい価格で選ばれてしまう傾向があり、競合との低価格競争が避けられません。その結果、稼働率が上がり利益率が低下するといった悪循環が生じるというデメリットがあります。

顧客側のデメリット

・細かいルールに従う必要があり面倒

OTAを通じて予約した場合、宿泊施設や航空会社と直接やり取りできない場合があり、万が一トラブルが起きた時はカスタマーサポートの対応に時間がかかることがあったり、表示価格にサービス料や手数料が加算される場合もあり、ややこしく面倒に感じる面もあります。

 

・情報量が多くストレスを感じる

OTAに掲載されている沢山のホテルの中から最適なプランを選ぶため、 選択肢が多いことで生じるストレスや疲れがでてくることも。さらにプラットフォーム上に表示される広告やプロモーションが煩わしさが、さらなるストレスを感じることもあるでしょう。

 

・直接予約の特典を受けられない

ホテルが独自の用意しているロイヤリティプログラムの特典が受けられず、結果的に損をする場合もあります。

OTAの効果的な活用方法

平日の客室稼働率を上げるための、具体的なアイデアをご紹介します。紹介するアイデアを実践することでリピート顧客獲得にも繋がるので、ぜひお試しください。

1.ブランディングを確立していく

多くの予約を獲得するために宿泊料金を下げようとしがちですが、注意が必要です。利益率が下がるだけでなく、稼働が許容範囲を超えて上がるとサービスの質が下がり顧客満足度の低下が懸念されます。競合施設のリサーチをしっかり行い、差別化をし、ホテルの魅力をしっかりとアピールできるようにブランディングしていきましょう。

 

付加価値の高い宿泊特典をつけることで、宿泊料金を下げずに、予約率を上げ、顧客満足度の高いサービスを提供しましょう。

2.自社サイトからの直接予約をを増やす為の販路として使う

オンライン売上を考えるうえで、一番伸びて欲しいのは自社サイトからの直接予約からの売上です。なぜならば、送客手数料はかからず、ホテルが独立して売り上げを立てることができるので利益率が向上するからです。

 

自社サイトからの直接予約を増やすうえで、OTAでの露出を上げることは非常に重要です。新規顧客獲得はある程度OTAに任せ、リピート客は自社サイトで直接予約を取る仕組みを作り、OTAを直接予約の販路として考えると良いでしょう。

3.市場調査として活用する

OTAでは、ユーザーの反応も確認しやすいです。例えば、HPにはないOTAの「クチコミ」機能はお客様のニーズを調査するもってこいの場所だとも言えます。自社の販売促進をしていく上で、プランや企画、これから狙っていきたいターゲット層などを考えていく際も、OTAのターゲット別の特集や、競合他社の販売方法からヒントを得ることもできます。また、競合のクチコミを調べることで他社の取り組み、評判や不満要素から自社の優位点が見つかるかもしれません。

まとめ

OTAは、ユーザーのメリットも多く、今後も需要が増加し続けるのでホテル運営においてますます欠かせない存在です。

集客力の高いOTAですが上手に活用するために、OTAサイトの特徴を押さえつつ、自社のブランディングを確立し、自社サイトで直接予約を取る仕組みを作り、また、市場調査としてOTAの特集や競合の販売方法からヒントを得て自社での取り組みに活かしていきましょう。顧客に「選ばれるホテル」となるためには、自施設の付加価値を伝えていくことが重要になってきます。

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